脳筋男のゲームプレイ日記

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OVA『るろうに剣心―新京都編―』感想

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『るろうに剣心―新京都編―』は、2011年に前編が、2012年に後編が劇場公開された各約1時間、計2時間のアニメ映画作品です。
リメイクにあたり大幅なアレンジがされています。
物語は、原作では神谷薫に別れを告げ東京を去った後、新月村で巻町操が出会うシーンから始まります。
前編は概ね原作通りに進みます。
一方、大きなアレンジがされているのが後編です。
京都大火を防ぐため、操が率いる「京都お庭番衆」、神谷薫と明神弥彦が京都に残り、剣心、斎藤一と相楽左之助が志々雄真実の元に向かうのは原作と同じですが、以下のような点が大きく異なります。
【1】十本刀が結成されていない
十本刀のメンバーとしては瀬田宗次郎、魚沼宇水、悠久山安慈、沢下条張(刀狩りの張)、不二の5名のみが登場します。
【2】魚沼宇水と斎藤一は戦わない
宇水が戦うのは…。
【3】相楽左之助が「二重の極み」を習得していない
左之助が京都に向かう途中で安慈と出会うシーンはないため、安慈から「二重の極み」を伝授されることなく京都にたどり着きます。
【4】剣心が「九頭龍閃」「天翔龍閃」を習得していません。
同じく剣心も師匠である比古清十郎の元を訪れていないため、新必殺技「九頭龍閃」や奥義「天翔龍閃」は習得していません。
ただし、神谷薫と明神弥彦は比古清十郎の元を訪れ、弥彦は剣心へのあるメッセージを託されます。
【5】
最終決戦の場は軍艦「煉獄」内。
以上のようなアレンジから、戦闘シーンは原作やテレビアニメとは大きな違いがあります。
例えば、安慈の「二重の極み」、瀬田宗次郎の「縮地」、志々雄真実の各「秘剣」も登場しません。
こう書いてあると、とてもつまらなさそうに思われるかもしれませんが、代わりに志々雄真実と斎藤一の戦い、剣心と宗次郎の船上の戦いいなどの展開もあります。
ただ「新京都編」では、明らかに「戦い」は大きなテーマとして置かれていません。
というのも「新京都編」で大きく扱われるのは。復讐の塊と化した四乃森青紫と、元の青紫を慕う操だからです。
「青紫を必ず連れて帰る」という操との約束を果たすために剣心は青紫と対峙します。
その際に助けとなったのは、弥彦を通して受け取った比古清十郎からのメッセージでした。
それは、並行して行われる比古清十郎と不二との戦いを通しても描かれます。
原作ファンからすると「全然違う!」となるかもしれませんが「描かれている主題が異なる作品」として観れば新たな発見があるかもしれませんよ!